いつも株式会社ヒニアラタのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。 この度、弊社ではbaserCMS用プラグイン「アンケート(Survey)」をMITライセンスにて一般公開しました。
[baserCMS]アンケートプラグインを公開しました
ダウンロードと環境
ダウンロードはGitHubまたはbaserマーケットから可能です。
なお、GitHubからZip形式でダウンロードで取得した場合、解凍後のフォルダ名が「Survey-master」などというように、「-master」というブランチ名が入った状態になります。本来のフォルダ名は「Survey」です。「-master」の部分は削ってから設定してください。(2015/06/23追記)
また、一部の環境ではインストール後に自動追加される「よく使う項目」のリンク先が誤っていることがあります。その際は「よく使う項目」からではなく、プラグイン管理からプラグインの設定画面に入ってください。なお「よく使う項目」のリンク先は画面上右クリックで編集できます。
動作を確認したbaserCMSのバージョンは、3.0.6.1と3.0.7になります。それ以前のバージョンでは上手く動かない可能性がありますので、ご注意ください。
なお、一般的なプラグインのインストール方法については公式Wikiに詳しく載っていますので、そちらをご覧ください。
機能
本プラグインはbaserCMSに標準搭載されているメールフォームプラグインを利用し、その受信内容を集計するプラグインです。 アンケート項目の設定などは、すべてメールフォームプラグインで行います。
メールフォームプラグインで作成できるフォームタイプのうち、集計できるものは「ラジオボタン」「セレクトボックス」「チェックボックス」「都道府県」になります。 「テキストエリア」や「メールアドレス」など、ユーザーが自由に記述するタイプのものはその性質上集計できませんので、ご了承下さい。
使い方の流れ
1.メールフォームを設置する
まず、メールフォームプラグインを利用してメールフォームを設置します。もちろん、既存のメールフォームがあるならば、新設しなくとも構いません。 なお、この時にフィールドを設定すると思いますが、集計できるのは「ラジオボタン」「セレクトボックス」「チェックボックス」「都道府県」のみになります。
2.プラグインの管理画面から集計対象を選択する
メールフォームが設置できて情報が集まってくると、今度はそれを集計する事になります。ここで本プラグインの出番です。 本プラグインの管理画面から、集計対象になるメールフォームを選択してください(下図)。操作アイコン(横棒グラフのアイコン)をクリックします。
3.集計前に内容を確認する
データ集計の前に、集計内容の確認画面が表示されます(下図)。ここで、集計できる項目とそうでない項目とを確認できるようになっています。
また、集計期間の設定ができるようになっていますので、特定期間のデータのみを集計したい場合等にご利用ください。
確認と期間の設定が終わったら「集計開始」ボタンをクリックします。
4.集計結果を表示する
集計が終わると結果を棒グラフで出力します。グラフの出力には、オープンソースで公開されているjQueryプラグインのjqPlotを利用しています。 (カスタマイズ次第で棒グラフ以外のものも出力可能です)
その他
このプラグインはメールフォームから受信した内容を、その都度集計する仕様になっています。そのため、メールフォームで設定されたフィールドタイプが変更になるなどすると、 過去のデータを上手く扱えない場合もあります(テキスト型のフィールドをラジオボタン型に変更した等)。 そのような場合は、集計期間の設定機能を利用するなどし、フィールドの変更前と変更後とで別々に集計すると良いかもしれません。
なお、本プラグインはMITライセンスでの公開となります。無償ですが、同時に無保証ですのでご利用の際はご留意くださいませ。
いかがでしたでしょうか? このプラグインに「こんな機能が欲しい」などのご要望がありましたら、お知らせください。 また、機能拡張やバグ修正などした方がいらっしゃいましたら、プルリクエストを頂けると幸いです。