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ネット広告の種類(特徴・費用等)まとめ!今後注目される新しいネット広告とは?

ネット広告と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?

TwitterやFacebook、InstagramといったSNSのタイムラインに表示される広告、YouTubeのように動画を見る前に流れる広告、ブログなどのメディアの両サイドに表示されるバナー広告など広告の種類は両手では数えられないほど多くの広告の種類が開発されています。

今回はそのネット広告の種類を代表的なものから厳選して紹介していきます。

最後には今後成長するであろう広告の種類も紹介しているので最後まで見てくださいね!

ネット広告は年々市場規模が増加してきている

まずはネット広告の市場規模についてです。

ネット広告の市場規模は2019年には全体で2兆1,048億円、世界規模ではその約30倍の60兆円と非常に大規模な市場です。

この市場が今までどのような成長を遂げてきたのか、2015年の段階では日本はまだ1兆円という市場規模でした。

しかし、それがたったの5年で日本では2倍の規模に、世界では50兆円となっています。

これを見る限りネット広告業界の成長度合いがよくわかるはずです。

なぜここまで市場規模が増加したのか

ネット広告の市場がここまで成長してきたのには3つ理由があります。

携帯電話・PCの進化

まず一つ目に携帯電話、PCの進化です。

携帯電話はガラケーからスマートフォンになり、PCは小型化され持ち運びができるようになりました。

これが要因でいつでもどこでもニュースやブログ、SNSを見られるようになったので、ネット広告の有用性が大きく向上しました。

今では仕事の休憩時間や休みの日にはスマートフォンを使ってゲームやネットサーフィンを行う人も非常に多いため、広告を見られる頻度はテレビCMの広告以上とも言われています。

ネット広告の多様化

今までインターネット広告はブログのバナー等が一般的でした。

しかし、動画広告やSNS広告といった新しい種類の広告が増えました。

その中でも特に、動画広告については、携帯ゲームやYouTubeの普及によって市場規模が爆発的に広がりました。

このほかにもアフィリエイト広告やネイティブアドといった技術も加わったことで、広告主に複数パターンから広告を選ぶことができるようになり、マーケティング上でも効果的な集客ができるようになったことで、今ではネット広告はどんな企業でも使用しているツールになっています。

最後に紹介しますが、AR、MR、VRの普及によって更に多様化は広がる可能性があります!

ネット広告が他の広告と比べてコストパフォーマンスに優れている

最後にネット広告の方がTVCMや新聞広告、看板広告と比べてコストパフォーマンスが良いということです。

これからネット広告の種類を複数紹介していきますが、その中で運用型広告という手法があります。

従来のTVCMや新聞広告の場合は動画作成費用や審査費用広告用紙作成費用などで数十万円~数百万円が必要でした。しかしネット広告では初期費用がほとんどかからずに数百円単位からも広告を出稿することができるので、企業だけではなく個人でも手軽に出稿できます

さらにユーザーが見たりクリックする時に広告費が発生するような仕様のネット広告もあるので、極力広告費をかけずに宣伝を行うことができるようになっています。

➡︎年々拡大するネット広告の市場規模!今後を含めデータから予測する!

➡︎ネット広告のクリック率とは?クリック率の平均や上げ方まで徹底解説!

ネット広告はどんな種類があるのか

それではここからネット広告で使用されている広告の種類を紹介していきます。

細かく細分すると30種類以上ありますが、今回は今現在メジャーなものから意外と知られていないネット広告の種類、最後に今後規模が拡大していくであろう広告というようにまとめました。

純広告(ディスプレイ広告)

ネット広告とTV広告の違い

まず最初に純広告(ディスプレイ広告)です。

20世紀後半にYahoo!Japanのサービスが始まり、そこから広告の枠を買い取り広告を表示させる純広告が始まりました。

ネット広告の始まりともいえる広告形態です。

純広告の特徴

純広告は現在メジャーになりつつある運用型広告とは違い、他社メディアの広告枠を一定価格で買い取り、特定の期間広告を表示してもらうという方法です。

運用型広告のように広告費が変動することはなく、他社メディアが指定した広告費を支払うことで、その期間必ず広告を表示してもらうことができます。

メリットとしてその期間は必ず表示されるので運用型広告のように日々チェック、改善というサイクルを回す必要が無い点です。

そのおかげで本来のサービスに集中することができ顧客満足度を高めることができます。

さらに固定の広告費ということも見方によってはメリットになり、訴求力が高い広告になればより多くの流入が期待できるだけでなく、広告費も節約することができます

逆にデメリットは先ほどお話ししたように改善することができないことです。

運用型広告の場合はターゲティングや広告のレイアウトや文言を修正して訴求力を高めたり、複数広告を運用してABテストを行ったりしますが、純広告の場合はその固定の広告費用を支払うとその期間はずっと同様の広告が表示されてしまいます。もし何か修正が必要な場合には、広告以外の場所(例えば流入後の販売ページなど)を修正する必要があります。

純広告の費用は?

次に気になる純広告の費用について、純広告はメディアの規模によってかなりの金額差があります。

例えば日本でもかなりのユーザーがブラウザを開いた時のトップページにしているであろう「Yahoo! Japan」のトップページにも広告枠があり、その広告枠は現在も販売されています。

その金額はなんと一週間で4,000万円~5,000万円と非常に高額です。

しかし、月に訪れるユーザー数はスマートフォンとPCを合わせて約8,000万人と大手メディアの中でも随一で、単純計算でも一週間広告を出稿するだけで、2,000万人が広告を見ることになります。

知名度を上げるために使用するのであれば最もおすすめできる純広告ではないでしょうか。

高額な純広告を紹介しましたが、この他にも数万円~数十万円単位の純広告もあり、PV数はYahoo!Japanと比べても見劣りしてしまいますが、例えば子育て専門メディアや美容専門メディアなど1つの属性に特化したメディアもあります。

そのため自分のサービスに適したメディアを探すことが重要です。

アフィリエイト広告

ネット広告とTV広告の違い

次にアフィリエイト広告です。アフィリエイト広告も歴史が古く、20世紀後半から始まっています。

現在アフィリエイト広告を出したいという方であれば一度は見たことがある「A8.net」も20世紀後半からサービスを開始しており、現在の規模まで広がっています。

アフィリエイト広告の特徴

アフィリエイトは広告主とユーザーという関係だけではなく、広告主からアフィリエイターと呼ばれる広告を出すユーザーと、そこから商品を購入するユーザーというように分かれています。

アフィリエイターは広告主に直接アフィリエイトの交渉を行うこともありますが、基本的には広告主とアフィリエイターを繋ぐASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる業者を利用してアフィリエイトをしやすくすることができます。

広告主は最初にASPに商品を登録しておけばあとはアフィリエイターが見つけ紹介してもらえるので、広告にあまり手間をかけずに新規ユーザーを流入させることができます。

簡単に例を出すと10,000円の商品をASPに登録し、売上の10%をアフィリエイターへ還元する場合には、1件販売するごとに、1,000円の利益がアフィリエイターに入ります。

このようにアフィリエイト広告では広告主だけではなく、広告するアフィリエイターまでも利益を生み出すことができるため、自分の商品を持っていなくても販売し、利益を出すことができる広告手法になっています。

他の種類の広告と比べてもリスクが低い

アフィリエイト広告が衰退せずに今まで成長を続けているのは、ひとえにリスクが他の広告手法に比べて低いからです。

純広告は出稿後、効果の大小に限らず、広告掲載期間に応じて固定で広告費用が発生します。

そしてこれから紹介する広告のほとんどもインプレッション数(広告を表示した回数)や、クリック回数に応じて広告費用が発生するので、クリック後に商品を購入しなくても費用が発生するため一定のリスクが発生します。

しかし、アフィリエイト広告ではコンバージョン(成果が発生するタイミング)をクリックしたタイミングで発生するように置き換えたり、商品を購入するタイミングにコンバージョンを置くことも可能です

商品を購入するタイミングにコンバージョンを置くことで、売上の一部を広告費として支払うことができるので最も赤字になりにくい仕組みとも言えます。

リスティング広告

ネット広告とTV広告の違い

次にリスティング広告です。

リスティング広告は現在流行している画像広告や動画広告とは違いテキストのみの広告手法ですが、ネット広告の中では最も効果が見込める広告として利用されています。

リスティング広告の特徴

リスティング広告の特徴としては出稿時にターゲティングを設定せずに指定のキーワードに入札(入札についてはこの後説明します)し、ユーザーがそのキーワードを検索することで検索結果の上部、下部等に広告として表示させる手法です。

リスティング広告の最初に最も効果があるとお話ししましたが、なぜ最も効果があるのかというと「ユーザーが自発的に検索というアクションをする」という点にあります。

広告を閲覧してからのコンバージョンが高い

一般的な画像広告や動画広告ではターゲティングを行い、興味があるジャンルをシステムが抽出し、最も該当する広告を表示させる仕様です。

しかし、リスティング広告では先ほど言ったように「ユーザーが自発的に検索する」というアクションを取らないと広告を表示することがありません。これを実際に例に出して考えてみましょう。

例えばパソコンを触っていて重要な書類を誤って削除してしまった時、あなたはどのような対応を取りますか?

筆者自身も全く同様の経験をしたことがありますが、どうにか復元を試みます。

しかし、基本的に自分でどうしようもなく、検索エンジンで「ファイル 削除 復元」といった単語で検索をします。

このような場合にリスティング広告でトップに「PCのファイルの復元ならこのソフト!」といった広告があった時にはほとんどの人はクリックしてしまいます。

さらにはそのソフトが有料だったとしても藁にも縋る思いで購入することも考えられますよね。

このように自発的に検索したキーワードに対してはユーザーのクリック率は画像、動画広告以上に高いです。

クリック率がどれほど変わるのか?

実際にディスプレイ広告(純広告などの一般的な広告)と比較したときにクリック率はどれほど違うのかを調べてみました。

  • 検索の平均クリック率:5%
  • ディスプレイの平均クリック率:0.3%

引用:「【クリック率の平均は『5%』】CTR改善ノウハウも公開」

このように一般的なネット広告であればクリック率は1%を下回っていますが、リスティング広告では平均5%とディスプレイ広告と比べものにならないパフォーマンスを発揮します。

リスティング広告の「入札」って何?

それではリスティング広告の最初にお話ししたリスティング広告でよく出てくる「入札」という言葉について簡単に説明します。

リスティング広告で言う入札とは、簡単に言えば「1クリックに対していくら支払うことができるか」を競争することです。

この入札で最も単価が高ければユーザーが該当キーワードで検索したときに最上位に表示されるようになります。

SNS広告

ネット広告とTV広告の違い

SNSのシェアはTwitterやFacebookでは2,000万人~5,000万人、そしてメールに成り代わり使用され始めたLINEは老若男女問わずほとんどの人が使用しています。

そのシェアはTwitterやFacebookの倍以上で国内の8割近くが使用しているというデータもあります。

SNS広告はそんなTwitterやFacebook、LINEに広告を出稿する方法です。

SNS広告の特徴

SNS広告の特徴は何といってもそのユーザー数、そしてアクティブ数に広告を認知させることができる点です。

今まではブログなどのメディアに広告を出稿する方法が主流でしたがユーザーが離脱してしまうと、それ以降そのメディアに流入することが極端に低くなっていました。

しかし、SNSは1日に何度も見ることがあり、休憩するたびにSNSを見る人もいるほどアクティブユーザーの流入頻度は高いです。

だからこそ、ここで広告を出稿できれば高い効果を見込めるのが特徴です。

SNS広告の広告費用は?

そんなSNS広告ですが、純広告のように広告費用が数百万円~数千万円かかることはありません!

SNS広告は「運用型広告」という仕組みを使用しているので数百円~数千円でSNS広告を始めることが可能です。

純広告では一定期間、どれだけ効果が良くても悪くても固定で広告費用を支払う方式でしたが、運用型広告の場合は「インプレッション課金」「クリック課金」という2つの課金形式になっているので小額からでも実践できるようになっています。

それぞれどのような課金方式なのか紹介します。

インプレッション課金

インプレッション課金型広告とは、広告の表示回数で課金される広告のことです。

単価の指標はCPM(Cost Per Mille)で、1,000回表示あたりFのコストで課金されます。

引用:「インプレッション課金型広告について、理解していますか?いまさら聞けないweb広告用語」

インプレッション課金は上述の通り表示回数で課金される仕組みです。このメリットはクリック数のように広告費が激しく増減することはなく、安定した広告費で出稿することが可能です。

認知度を広げたいという場合に使用することで、効果を発揮する課金形式です。

次にクリック課金です。

クリック課金

クリックされるたびに広告費が発生するタイプの広告。インターネット広告における広告主と広告掲載媒体との契約形態の1つ。

広告が何回表示されても費用は変わらず、クリックされるたびに、あらかじめ決められた広告費を、広告主が掲載媒体に支払う(1か月などの期間でまとめる場合が多い)。

引用:「クリック課金 とは 意味/解説/説明」

このメリットは効果が出るまで費用を抑えることができる点です。

インプレッションは興味がない人が見てもカウントされますが、クリック課金だとクリックされるまで課金されないのでクリックされずに予算が枯渇することがありません。

しかしこのクリック数の増減が激しくなりがちなので頻繁に動きをチェックしておく必要があります。

インプレッション課金とクリック課金の相場は?

小額から行える反面、純広告のように定額ではないので結局どれぐらいかかるのか分からず触れないという方もいるかもしれません。

SNS広告は100円単位から行うことができますが、この表示にもリスティング広告と同様にクリック当たりどれだけの金額を出すのかを競争しなければいけません。例えばクリック単価100円で広告予算を1,000円とした時、10人のユーザーがクリックしてしまうとそれ以降は予算を追加しなければ他のユーザーには表示されることはありません。

相場はジャンルやターゲティング次第で100円程度のものもあれば、1クリック1万円と高額になってしまうこともあります。

運用型広告ではリアルタイムでどのような動きをしているか把握し、改善することができれば自ずと費用対効果は上昇していきます。

インフィード広告

ネット広告とTV広告の違い

次に紹介するのはインフィード広告です。

インフィード広告はブログやSNS等でよくみられるようになりました。

インフィード広告の特徴

インフィード広告はフィード(通常のコンテンツ)の間に広告を入れる手法です。

例えばTwitterやFacebookを見ていると記事かと思ったらそのコンテンツの最下部に「〇〇からのプロモーション」というように広告が入っていることがあります。

バナーのように広告枠の中に入れず、コンテンツ内に入れることでユーザーへの認知を高められるのがインフィード広告の特徴です。

広告嫌いのユーザーに見せるための最適な方法

最近では誰でも広告を出稿することができるので広告主の幅は広がったと言えます。

しかし相対的に広告の質は下がりつつあります

このような状況のため、ユーザーは広告に拒否反応を示しやすくなっているのです。

なぜなら、全く同様の広告をほぼ強制的に見せられてしまうと、ユーザーでなくても広告を見ることが嫌になってしまいますよね。

そんな時に有効なのがこのインフィード広告です。

例えばSNSを例に出すと自分がフォロー、友達になっている人の投稿をスクロールしながら見ていっていると途中に広告が表示されます。

バナー広告と比べてどっちがよく見られるのかは考えるまでもないですね。

だからこそ今後インフィード広告は衰退することなく徐々に発展していく可能性があります。

動画広告

ネット広告とTV広告の違い

ここからは少し抽象度を下げた広告の種類についてお話ししていきます。

まずは動画広告です。動画広告はその名の通り動画を用いてユーザーに広告を見せることができます。

動画広告の特徴

動画広告の特徴は何といっても短時間で相手に伝えることができる点です。

「百聞は一見に如かず」といったことわざがありますが、ネット広告でも同様のことが言えます。

ある商品を広告したい時に、

  • 文章
  • 文章+画像
  • 動画

この3つの方法があった時に、理解度が深まる方法は圧倒的に動画です。

文章だけで相手に伝えるのであれば相手はある程度商品に対する前提知識を持っていないと想像を深めることができません。

ましてや間違った印象を与えることにもなりかねません。

そこで画像を追加するとしても、実際の使い方を想像しなければいけません。

しかし動画であれば耳で文章を聞き、目で実際の動きを確認することができるので、ユーザーに短時間で商品を理解させることができます。

動画広告は広告費が高額になりがち

メリットだらけの動画広告ですが、デメリットとして広告費が高額になりがちです。

その理由として、動画を撮影、編集しなければならず、その機材等の準備が必要です。

ここで広告費をケチってしまうと動画全体のクオリティが下がってしまい、広告としての質も下がります

撮影~編集まで全て自身で行うことができれば広告費を削減することは可能ですが、それでも動画広告以外の文章広告、画像広告と比べても出稿までに費用がかかってしまうので注意が必要です。

記事広告(タイアップ広告)

ネット広告とTV広告の違い

次に記事広告です。

記事広告はブログ記事で商品を紹介するようなイメージを持たれることもありますが、あながち間違いではありません。それでは特徴を解説していきます。

記事広告の特徴

記事広告はタイアップ広告とも呼ばれていますが、広告主だけではなく広告を掲載するメディアとも連携・協力して広告を掲載する方法です。アフィリエイト広告でもよく使用されている手法でよくある記事広告として、

  • 〇〇という商品を購入して試してみた
  • 新発売の〇〇レビュー

このような記事タイトルがあります。この記事の最後に販売したい商品を置くことで広告主の宣伝だけではなく、実際に使用したユーザーのメッセージが入っていることでより説得力が増します。

さらにそれは1つの記事として見られることが多く、広告嫌いなユーザーでも見られることもありクリック率は高いです。

YouTubeでのタイアップも増えてきている

「動画」記事という点で最近ではYouTuberとタイアップして商品を紹介する方法もよくあります。メディアではなくYouTuberのキャラクターをユーザーは気に入ってチャンネル登録をしているので、そのYouTuberが商品を紹介するだけでもかなりの効果が見込めます。

そして気になる広告宣伝費用ですが、意外と分かりやすく「チャンネル登録者×1円~1.5円」が相場のようです。しかし事務所に所属している等の条件次第でこの金額は変動します。

双方にメリットがあるが掲載メディアにもリスクが発生する!

記事広告の解説を見る限り、広告費用はかかるがメリットは大きいと思われがちです。

しかし記事広告は掲載メディアにもリスクが発生します。通常のバナー広告などでは「明らかに」広告という表示になっています。一方で記事広告の場合はその広告は掲載メディアの「コンテンツ」になるのでその質が悪かったり、商品に問題があった場合にはメディア自体の信用が下がってしまう危険性があります。

実際に記事広告が原因で損害賠償問題になるケースもありますので記事広告を使用したい場合には必ずチェックしておきましょう。

今後伸びるかもしれない広告とは?

これまで様々な広告の種類について解説していきましたが、ここからは今後主流になるかもしれない広告についてお話ししていきます。

リッチアド広告

まずはリッチアド広告です。リッチアド広告を簡単に説明すると画像広告の中でユーザーがアクションを取ることができる広告です。

このリッチアド広告は以前からバナー広告等で表示されることが多く、現在では無料ゲームの広告でも使用されています。

コンバージョンの前に「体験」をさせることができる

リッチアド広告が今後伸びる可能性があると感じた点は何といってもコンバージョンの前にユーザーに「体験」をさせることができる点です。

先ほどお話しした無料ゲームの広告を例に出すと無料ゲームをダウンロードさせることを目標としたときに、真っ先に思い浮かぶのが動画広告です。

しかし動画広告だけでは見せ方によっては「結局どんなゲーム?」と思われてしまうかもしれません。または「なんか微妙なゲームだな」とも思われてしまいます。

しかしリッチアド広告を入れることでゲームで伝えたい「爽快感」などのメリットをユーザーが体験しながら広告を見せることが可能なのです。

特定ジャンルの広告ではこれからも伸びしろがある!

リッチアド広告は特定ジャンル(例えばゲームや占い等)での伸び率は非常に高くなるかもしれません。

しかし広告だけでかなりのコンテンツとなりえる可能性があるので、相乗的にコンテンツの質を高めなければユーザーの満足度は低くなる可能性があります。そのため試行錯誤をしながら丁度いい塩梅の広告内容を創り出すことが重要です。

AR広告・MR広告・VR広告

次に紹介するのはAR広告・MR広告・VR広告です。

MRって何?

ARとVRは聞いたことがあるかもしれませんが、MRって何?と思われるかもしれません。

MR(複合現実)とはARとVRとの中間に位置する現実世界にその物体が実在しているかのように見せることができる機能のことです。

例えば車など今まで画面上でしか大きさが分からなかったものをMR上で表示させることで実際の大きさや360度細部まで見せることができます。

現時点で3種類とも普及段階

これはリッチアド広告以上に確信をもって今後伸びると断言できます

その理由は、まだこの3つが普及段階だからです。ARはポケモンGOで爆発的に認知度は上昇しました。VRはゲームのVR化という点で普及段階です。MRは医療関係等で実用化されそうですが、一般ユーザーに対して普及するのはまだまだ先です。

機械が進歩することで爆発的に普及する

AR、MR、VRが伸びるとは言いましたが、実際に伸びるのはまだまだ先と言えるでしょう。

その理由はその機能を使用する機械が制限されているからです。将来的には普段使用してるメガネに機械が搭載され、レンズ越しでAR映像を見ることも可能になるかもしれません。そうなるとARだけではなくMRも伸び、商店街を歩いているだけでレンズ越しからはそのお店の広告を表示することができたりと夢のある世界になるかもしませんね!

ユーザーが「アクション」を起こすことが最も重要

伸びる広告で2つ紹介しましたが、その2つに共通することがあります。

それは「ユーザーにアクションを起こさせる」という点です。

リスティング広告でもお話ししましたが、リスティング広告は他の広告と比べてクリック率が高いです。

その理由も説明したようにユーザーが自発的に検索をするからでした。

そこで今回の2つも実際にユーザーが触って動かしたり、VRでユーザーが実際に動いたりと「アクション」がありますよね。

このように今後伸びる広告は実際にユーザーが体験するような広告が伸びていく傾向があります。

自分に適した広告を使用することが重要!

ネット広告の種類、そしてこれから伸びるネット広告についてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?

今回解説してきたネット広告はメジャーなものから説明しています。

ここにないネット広告も多数ありますが、まずは今回解説したネット広告を押さえておくようにしましょう。

そして広告を出稿しようとしている方に対してアドバイスがあります。

それは「周りに左右されずに自分が適していると思った広告を選んで」ください。

その商品はどんな人が見るのか、どのようにしたら興味を持つのか、どのようにしたらコンバージョンが高くなるのかを分析し、自分の商品にあった広告を選ぶようにしましょう。

まずは、お気軽にお問い合わせください