【ネット広告集客込】本質を抑えると集客は簡単!必ず知っておきたい集客テクニックとは
集客と言ったらどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
「サイト運用」「口コミ」「ビラ配り」「マス広告」「ネット広告」このようなことを思い浮かべる方が多いでしょう。
その中でもネット広告は全てがパソコンの中で完結し、その広告は日本だけでなく、全世界規模で集客を行うことも可能です。
そこで今回はネット広告の集客方法を細かく紹介していきます。
目次
ネットでの集客の方法とは
まずはネット集客の方法についてです。
ネット集客といってもピンからキリまでありますが、今回はメジャーなものをいくつか紹介していきます。
ネット広告を運用する
まず最初にネット広告を運用する方法です。これは費用も掛かりますが、その分だけ集客が期待できます。
ネット広告にも種類があり、
- 純広告
- アフィリエイト広告
- 運用型広告
他にもありますが、代表的なネット広告としてはこのような種類があります。
関連記事:ネット広告の種類(特徴・費用等)まとめ!今後注目される新しいネット広告とは?
ではネット広告の特徴について触れていきます。
広告費がかかる
ネット広告を利用すると手軽に集客ができますが、デメリットとしては広告費用が発生します。
しかし短期から中長期で、何も準備していない状態で集客を行う方法としては、このネット広告が最適とも言えます。
しかし、最低限のコピーライトやページを準備していないと、集客をしてもすぐに離れていくため、準備しないといけない箇所は丁寧に準備しなければいけません。
ほぼ手間がかからない
次にネット広告は他の集客方法と比べ、手間がほぼかかりません。
この後に紹介しますが、メディア運用という集客パターンでは、記事作成などを加えると1日当たりの手間はかなりのものです。
しかし、ネット広告の1つである純広告を例に挙げると、最初の準備さえ終われば後は一定期間内自動的に集客を行うことができるため、それ以外の種類についても問題が無ければ1日1時間もかからない程度のメンテナンスを行うだけで集客が行えます。
メディア運用
次に自身でメディアを運用することです。ここでメディアというと、
- Webサイト
- YouTube
- SNS
このような媒体がありますが、これだけで集客をするとなるとかなりの労力がかかります。
メディア運用で集客を行うために重要なことは、影響力(インフルエンス力)が重要です。
しかし、WebサイトにしてもYouTube、SNSにしても始めたばかりでは、その投稿を見られることはほぼありません。
あっても1人か2人が少し見ていくだけだと考えてください。
ほぼノーコストで集客ができる
メディア運用の強みとしては何といってもコストがほとんどかからない点です。
運用コストはサーバー費用、YouTubeやSNSでは完全に運用コストは0円で準備できます。
さらに様々な商品を販売するたびに、ネット広告では都度広告費をかけて集客を行いますが、自身のメディアを持ってるとそこから集客ができるので、何度も使いまわせるのも最大のメリットといえます。
1年以上頑張ってもほとんど集客ができないことも
ノーコストで集客できるので全てメディア運用でいいんじゃないか?と思われるかもしれませんが、メディア運用の最大のデメリットとして、どれだけ努力をしても思ったほどの結果が得られないことが多いです。
Webサイトやブログなんかは、毎日記事を作っても見る人は10名以下、それが1ヵ月以上続くことも珍しくありません。
1年間頑張っても想像した以上の成果を得られる人はごくわずかと言っていいでしょう。
運用の手間がかかる
ネット広告でも運用型広告を利用すると、日々メンテナンスを行っていかなければいけません。ですが、メディア運用の場合はそれ以上に手間がかかります。
例えば、記事作成や記事を書くための取材、YouTubeであれば動画編集など、長いと1日以上かかることもあります。そのため、継続してメディアを育てていくにはかなりの覚悟が必要になることを忘れてはいけません。
ネット広告とメディア集客を比較すると
ではネット広告とメディア運用で実際に何がどれだけ異なるのかについて、表でまとめてみました。
ネット広告 | メディア運用 | |
運用の手間 | 運用型広告では日々メンテナンスが必要だが、手間はあまりかからない | 日々記事を作成したり、サイトメンテナンスを行わなければいけない |
運用コスト |
|
|
集客の安定性 |
|
メディアに対しての注目度が無ければ安定した集客を見込むことができない。 |
強み | メディアのように集客までに時間がかかることがなく、広告が準備できれば即日集客が可能 | 安定した集客を行うまで時間がかかることが多いが、広告費を一切かけずに集客が可能 |
関連記事:ネット広告とテレビ広告の違いとは?種類を併せて解説!
集客をするためのテクニック
代表的な集客手法について簡単に解説しましたが、集客の根幹は
- どれだけ商品・広告・メディアに興味を持たせられるのか
- どれだけユーザーとの信頼を構築できているか
- どれだけユーザーにストレートに伝えられるのか
広告でもメディア運用でもそれ以外の集客手法でもこの本質は変わりません。
逆にこの本質から逸れたことをしてしまうと効果は落ちてしまいます。
では、この本質を構築するためのテクニックがありますので、その方法を一つずつ説明していきます。
実際に広告やメディア運用を考えている人は参考にしてみてください。
様々な情報をユーザーに共有する
まずは様々な情報をどんどん出していくテクニックです。
これはメディア運用で使用されることが多いですが、一定のジャンルを決め、それに関する情報をリサーチ、そしてその情報がどのように役に立つのかを自身のメディアに出し続けていきます。
ビジネス系のメディアであれば、ビジネス系のニュースを細かく調べて解説したり、海外のあまりニュースにならないことを記事にしている方もいらっしゃいます。
他にも商品のレビュー動画などが非常に参考になります。
ネットショッピングをしていて欲しいものがあった場合に、レビューを見たりしますよね?
しかし、レビューでは基本的に文章や画像のみでは説得力が乏しいのが現状です。
そのため動画やブログに画像や動画を交え、詳細にレビューをすることで、自身のメディアが相手にとって役立つことで、「何かあった時はこのメディアを見てみよう」というように信頼が構築されていきます。
さらにこれを連続させることで、メディアに流入する人数は相乗的に増加していきます。
広告として利用する場合には注意が必要!
広告として利用する場合にはクリックさせるだけではなく、何らかのコンバージョンを求めなければいけません。
そのために今回の手法を利用することもおすすめですが、過度な情報提供は時としてユーザーの意欲を削いでしまいます。
そこで、ブラックボックスという手法を利用します。
ブラックボックスとはその名の通り、一部の情報をユーザーに見せずにオファーをする方法です。
ユーザーが商品を購入するときの心理は「全部クリアな状態で購入したい」という心理より、「購入後の生活はどのように変化するのか」という心理の方が大きいと言われています。
そのため、今巷に流通している商品のサイトやパンフレットを見てもらえれば分かるのですが、商品に対して様々なメリットがあるかもしれませんが、大々的に見せているのはほんの数個だけです。
それ以外にも当たり前ですが、デメリットは何一つ記載されていません。
しかし、それでも商品を購入しているということはどれだけ「期待感」を持って購入しているのかが感覚的でも分かりますよね。
だからこそ、ユーザーに期待感を持たせるために商品の全てを見せるのではなく、ある部分をブラックボックス化して商品を購入させるという絶妙な塩梅でアプローチをかけなければいけません。
関連記事:ネット広告の運用は必ず指標を確認せよ!理解しておくべき指標と対応策を徹底紹介!
オリジナルコンテンツをユーザーに共有する
次に「オリジナルコンテンツ」を作成し、ユーザーに対して見せる手法です。
現在はネット広告からブログまで様々なジャンルのものがどこでも見れる状態です。
そうなるとユーザーに起こりえることは、飽きが発生します。
「またこの広告か・・・」「これも見たことがある広告だな・・・」となってしまうとユーザーからはほとんど見られませんし、クリックもされません。
それを防ぐための手法が「オリジナルコンテンツ(独自性のある商品・ページ)」を作り上げることです。
これだけ見てしまうと非常に難易度の高い手法に見えてしまいますが、この後に紹介しますが、全く同じ商品でも、印象を180度変えて全く別の商品のように作り替えることも可能なのです。
まず集客を目指すのであれば、広告でもメディアでも「独自性」に注意して作成を進める方法がおすすめです。
完全なオリジナルコンテンツとして見せる
次にオリジナルコンテンツとして見せるという手法です。これは現時点でも多くの企業が取り入れている取り入れており、これはほぼ同じコンテンツでもコピーライトや画像を変えることによって、ユーザーに全く新しいものと認識させます。
一見、騙しているように見えますが、急に商品名が変わってしまう商品は珍しくありません。
ビジネス系の話になりますが、M&Aという用語があるように、企業を合併や買収をすることによって、以前の企業が持っていたコンテンツを全く同一の内容で名前を変えることも日常茶飯事です。
そうすることで以前の会社ではなく、買収した会社の名前を表に出せるため、オリジナリティのある商品で集客を始めて、信頼獲得という手段に使用されています。
M&A(Mergers and Acquisitions)
資本の移動を伴う企業の合併と買収を指した言葉です。
狭義的な意味のM&Aにおいては、吸収合併・新設合併などの企業の「合併」と、株式譲渡、新株引受、第三者割当増資、株式交換などの手段を通じた会社・事業の「買収」を指します。広義的な意味では、事業の多角化などを目的とした資本提携(資本参加、合弁会社設立など)を含む、企業の経営戦略を指す場合もあります。
ターゲティングを明確にする
次にターゲティングを明確にすることです。
例えば美容系の商品であれば、女性に対してアプローチするのが一般的ですよね。
しかし、ターゲティングを行わなければ、男女関係なく商品を見せることになります。
ターゲティングを行うと、「女性向け」であったり「化粧が必要な男性向け」のみにアプローチが行えます。
ネット広告の場合はこのターゲティングを行うことで、広告費を浪費せずにユーザーにアプローチできます。
また、これはターゲティングに直接影響は少ないですが、1つのコンセプトの中で複数のターゲットを狙うような商品やページデザインは極力避けるようにしましょう。
この後に紹介しますが、1つの商品、ページに対して1コンセプト、アプローチを心がけることが大切です。
別のターゲットにアプローチをかける場合は別にコンテンツを準備する
この1コンテンツ1ターゲットは集客以外に商品に対してでも活用ができますが、これだけを見ると集客する母数が減ってしまうのではないかと思ってしまいます。
しかし「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、1つの広告に様々なターゲットに向けた煩雑なものになってしまうと結局何を伝えたいの?と思われる可能性が高いです。
そのため、別のターゲットに対してアプローチをかけたい場合には、別途で準備しなければいけません。
別途で準備しておくことで集客の幅を少しずつ広げていけるので、状況に応じて対応することが大切です。
関連記事:ネット広告はどんなタイミングで出稿するのが効果的?よくある失敗と効果的なタイミングを解説!
特別感のあるオファーを出す
次にネット広告でよく使われている手法ですが、ユーザーに対して特別感のあるオファーを出すことも重要です。
まずは特別感のあるオファーでよく使われる手法を列挙してみましょう。
- このページを見た方限定で〇割引
- 今だけ追加で特典プレゼント
- 〇〇人限定
- 〇ヵ月無料
このようなオファーは見たことありませんか?他にも「期間限定」といったオファーも特別感のあるオファーとしてはよく見かけます。
特別感のあるオファーはユーザーへの「もう一押し」として有効
例えばよくある手法は映画の宣伝が分かりやすいです。
映画の宣伝は、映画の切り抜きで「見たい」と思わせるように独自で編集されているものが多いです。
そして最後にタイトルを出して終了します。
その後に「来場者限定〇〇がもらえる」という特別なオファーをしていますよね。
このようなことをネット広告でもメディア運用でも行うことができれば、効果的に集客が行なえます。
実際に流入数などの分析で見ている人は多いですが、実際にクリックしている人が少ないといった悩みを持っている方には手軽に改善ができるおすすめの手法です。
全員から信頼を得ようとしなくていい
これは必ず実践してもらいたいテクニックです。
ネット広告やメディア運用でよくみられるものは「八方美人」なタイプです。
見ている人全員に対していいイメージを与えようとして本来伝えたいことが薄くなってしまい、最悪の場合にはコンセプトから外れ、何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。
まず大前提として頭の中に入れておくのは、必ずマイナスイメージを持つ人、いわゆる「アンチ」がいることです。
このアンチに対してもどうにか信頼してもらおうと様々な施策を実施する方もいますが、基本的に無駄が多いです。
そのため、信頼してもらえるユーザーに対して集客を行うことで効率よくマーケティングを行えます。
信頼してもらえるユーザーを大切にすること
効率面でも信頼してもらえるユーザーに対してアプローチをかけることがおすすめの方法ですが、自身の精神衛生上でもこの方法は非常に有効です。
アンチのコメントを見るだけであればスルーするだけでも問題ないですが、もし集客時に応対をする場合にはかなりの精神的な負担がかかります。
だからこそ信頼してもらえるユーザーを大切にすることで、双方ともWIN-WINな関係が構築できます。
尖ったもの(パーソナリティのあるもの)を作ることで独自性にも繋がる
そしてネット広告やメディアに対して、批判に恐れて自分の意見を出さずにありきたりなものを作ってしまうより、自分の意見を前面に出して、より尖ったモノを作る方法もおすすめの手法です。
もちろん批判的な意見もありますが、その中で一人でも集客ができれば、集客の目的としては達成できます。
さらに、尖った広告や記事は現状あまり見かけることがなく、それが自身の独自性として見出せます。
無難な集客の方法でもユーザーを集めることができますが、その後の販売などでは個人のパーソナリティも購買要素の一つになるので、最終的な売上も向上しやすくなります。
関連記事:ネット広告が陥っている問題点4つとは?今真剣に見つめなければネット広告の未来は無い!
集客をする上で必ず行わなければいけない2つのコト
これまで集客のテクニックについて説明してきましたが、次に集客をする上で必ず行わなければいけない2つのことについて説明します。
まずその2つとは「効果測定」と「運用改善」です。
少し厳しいかもしれませんが、この2つが疎かになっている運用をしているのであれば、今すぐにでも集客を停止することをおすすめします。
なぜこの2つが大切なのか、一つずつ解説していきます。
効果測定
効果測定といっても一体何の測定をするのか分からないかもしれません。ここで測定するものは
- どれだけ見られているのか(PV)
- 何人に見られているのか(UU)
- 何人が興味を持ったのか(Click)
最低でもこの3つは必ず計測しましょう。
この3つの値によって、現状で何人集客が見込めるのかが感覚的ではなく、リアルな数字で分かります。
他にも測定できる項目がありますが、ネット広告・メディア運用全てで共通した計測項目なので日々確認しましょう。
滞在率やスクロール率も意外と重要?
効果測定をしていく中で、例えばGoogle Analyticsを使用する場合には滞在率やスクロール率も計測できる場合があります。
それぞれ簡単に説明すると
- 滞在率→ページにどれだけ(何分)滞在したのか
- スクロール率→ページのどこまでスクロールをしたのか
何人に見られたのかと併せてこの情報があれば、さらに細かい分析が可能になり、この後に説明する運用改善に反映させられます。
運用改善
次に運用改善です。
ネット広告の中の運用型広告では非常に重要な要素になりますが、メディア運用でも改善しなければユーザーが「飽き」という感情を持ってしまい、徐々に離れていきます。
そうならないためにも、ネット広告とメディア運用の改善方法をそれぞれ説明します。
ネット広告の場合
まずはネット広告です。
ネット広告では先ほど説明した効果測定の項目以外に、「広告費」という重要な測定要素があります。
ここで1リストを集客するために広告費をいくら使用したのか、いわゆるリスト単価を測定し、この成果に応じて改善を行います。
改善方法としては、「ターゲティングの変更」「広告のアプローチ手法の改善」の2つがメジャーな方法です。
主にターゲティングの変更は日々運用するのであれば、1週間に1度のペースで変更しなければ徐々に集客効率は下がるとも言われています。
メディア運用の場合
次にメディア運用の改善方法です。
ネット広告と違い、どれだけ流入があったのか(PVとUU)がメディア運用では重要になりますので、これを増やすための改善を行います。
主な改善方法としては、他のメディアと相互リンクを結んだり、1つのメディアだけではなく、SNSなどのメディアも活用して流入を増加させるという手法があります。
相互リンクを結ぶことで、相手方に日々流入しているユーザーを自身のメディアに流入することができ、逆に自身のメディアに流入しているユーザーを相手方のメディアに流入させることで、メディアの成長を促す改善手法です。
このようにそれぞれの改善を行わなければ最終目標の集客まで繋がりにくいです。
失敗することは全く悪くない!集客は常にトライアンドエラー
これまで集客方法から押さえておくべき5つの要素について解説してきました。
少し難しい言葉ばかりでしたが、集客の本質はこの5つの要素だけです。
広告の画像や動画のデザイン、メディアの画像などの見た目をどれだけ凝ったとしても、最終的にこの本質を見失ったまま進めてしまうことで集客の質は下がってしまいます。
逆にあまりクオリティが高くなく、平均程度でもこの本質を押さえておくと、想像以上に集客を取れることも不可能ではありません。
集客の方法はトライアンドエラーです。ABテストという言葉もあるように、何が良くて何が悪いのかは結果からでしか導くことができません。
だからこそ、今後集客をしたい方はネット広告であれば数百円からでも広告を出せますし、メディア運用であれば早く運用を開始できればできるほど、将来集客のコストが下がる可能性があります。
失敗を恐れずにその失敗をノウハウとして積み重ねて自分自身の最強の集客方法を導き出しましょう!