初心者がネット広告を学ぶなら本を読め!理由と状況別に分かるおすすめ本8選
インターネットを使っていれば、必ず目にするのがネット広告。そのネット広告は、今では誰でも数百円から始められると豪語している程、広告業界のシェアが増加しています。
しかし、何も知らない状態でネット広告を始めてしまっても、結果を出すのは非常に難しいです。
そこで今回は、ネット広告を学ぶ方法として「本」に注目してお話ししていきます。
最後にはどのような本がおすすめなのかも紹介していますので、最後までチェックしてみてくださいね!
目次
そもそもネット広告の学び方には何がある?
まず最初に本以外にどのような学び方があるのかについてピックアップしていきます。
ここでは、
- 検索エンジン
- Web広告のオンラインスクール
この2つを紹介します。そして今回、なぜ「本」がネット広告を学ぶ際に有効な方法なのか、それぞれの長所と短所も交えお話ししていきます。
検索エンジン
まず誰もが思いつくことといえば、「検索」ですね。
今の時代は検索エンジンで調べたいと思うことを、検索してみるとほぼ100%、その情報を入手することができます。
例えば「ネット広告」と検索エンジンで調べてみましょう。
すると「広告代理店の広告」であったり、「ネット広告の解説」といった記事が膨大な量ヒットします。
関連記事:ネット広告のリスティング広告とは?特徴~メリット/デメリット・運用方法まで徹底解説!
調べたいことを無料で調べ尽くせる
検索エンジンにしかない唯一のメリットといえば、膨大な量の情報を「無料」で入手できることです。
たとえその分野の初心者であっても、「初心者」というキーワードで検索すれば数多くの記事がヒットするので、そこから学んでいけば手軽に知識を増やしていくことができます。
さらになにか実践を行っている最中に不明点が出たとしても、インターネットに繋がっていればいつでもどこでも調べることができるため、問題を解決することができます。
情報の信ぴょう性が低い
「調べたいことを全て調べ尽くすことができるんだったら本なんか頼りにせずに検索エンジンをずっと使い続けたらいいのではないか?本はお金がかかるがネットだとほぼ無料で手に入るから」
と思われるかもしれません。
確かに検索エンジンで調べたいことを調べると様々な情報を無料で調べることができるため、手軽に知識を増やしていくことができます。
しかし、数千、数万以上もある記事の中から信ぴょう性の高い情報を取得することは日に日に難しくなっています。
さらに記事自体が他のサイトの使いまわしであったり、最悪の場合、検索エンジンの記事には全くの嘘の情報も存在しています。
情報の真偽だけではなく、文章自体も書き手によって様々な為、読みづらかったり、そもそも理解しづらい場合もあります。
全く知らないことに対して調べたり学んだりするのであれば、そもそもその記事が何を指しているのかさえ分からず、結局何が正解なのかが分からないということが多々起こりえるので注意が必要です。
オンラインスクール
最近ではオンラインスクールが発展し、自宅など、好きな場所で学ぶことができるようになりましたね。
オンラインスクールといえば、高校などの学習塾をはじめ、社会人向けにプログラミングや動画編集を学べ、キャリアアップとして使われるツールとして利用されています。
そんなオンラインスクールの中にもネット広告について学べるようになりました。
メリットは非常に大きいですが、あまりおすすめはできない方法です。
それではその理由についてメリットも併せて解説していきます。
ネット広告業界の第一線で活躍している方から学べる
オンラインスクールで学ぶ上で一番の利点が「ネット広告業界の第一線で活躍している方が講師」という点です。
ネット広告を独学で学ぼうとすると、ネット広告自体の種類や広告の出稿までの準備、実際に運用した際の効果測定から運用改善など数多くのことを学ばなければいけません。
教えてもらうことなくゼロから学ぶとそれこそ膨大な時間がかかりますが、オンラインスクールを利用することでその時間を削減することができます。
さらにオンラインスクールによっては、実践の場を設けているスクールもあるので、広告の作り方から広告の運用方法、効果が低い場合の改善方法など様々な情報を得られることもメリットの一つ。
それだけではなく、不明点があったとしても何度も質問ができるので効率良く学ぶことができるでしょう。
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コストがかかりすぎる
オンラインスクールを推奨しない最大の理由はこの「コストがかかりすぎる」という点です。
プログラミングスクールなどと同様に、Web広告のオンラインスクールも増えてきています。オンラインスクールでは独学で学ぶより、圧倒的に知識は得られますが、数万~数十万という費用がかかってしまうため、手軽に受講できるというわけではありません。
最終的に適切に広告が出せるのでメリットのほうが大きように感じますが、筆者の持論で言えば、Web広告のオンラインスクールはほぼ無意味です。
その数十万という費用をかけるのであれば、まずは練習でも良いので自分で広告を出していったほうが数多くの学びを得られます。
広告費用って高額になりがちじゃないのか?と考えるかも知れませんが、実際に広告を出すだけであれば数百円で済むので、本やWebである程度の知識を得たいのであれば、まずは実践していきましょう。
実践していけばノウハウはどんどん溜まっていくので、失敗したのであれば改善案を出し、学んでいくことをおすすめします。
関連記事:マーケティング次第でネット広告の効果が変わる!?おすすめのマーケティング手法からツールまで全解説!
なぜ本の方が学びになりやすいのか
では何故本の方が学びやすいのか、検索エンジンやオンラインスクールではダメなのか?
これは先程もお話したように、ネットに記載されている記事の情報の信ぴょう性は高くありません。
もちろん、信ぴょう性の高い記事もないわけではありませんが、誰でも情報を発信することができるため、例えその記事の著者が有名であったとしても蓋を開けてみれば著者自身が偽物である場合も考えられます。
このようにネットの記事は「誰でも無料で手軽に」投稿することができるので、そういった問題が発生します。
しかし、一方の本の場合は出版するために印刷費用などの費用によって数十万~数百万円のコストがかかるため、最低限の精査された情報が記載されています。
今は紙媒体の本だけではなく、電子書籍としても出版することが可能になっていますが、それでも気軽に書籍を公に出すということはまだ難しい部類とも言われています。
さらに本の内容は基本的にプロによる校閲、校正が行われているため、読みやすく、その内容が自伝であったとしても様々なノウハウが詰め込まれているので上質な学びが得られるでしょう。
まずはネット広告に関する自分のレベルを把握しよう
インターネット上で「ネット広告 初心者」で調べると、初心者向けの様々な情報がでてきませんか?
そんな記事にありがちなのが、「ネット広告を始めたいのであればこの情報は理解すべき」という文言。
しかし、初心者と言ってもそれぞれのレベルがあり、初心者向けだとしても貴方のレベルに合っていないという場合も少なくありません。
自分に合わないレベルの学習をしてしまうと、結局何も得ることなく時間だけを無駄にする恐れがあります。
そのため、どんな学びでもそうですが、自分のレベルに合わせて学ぶ順序を考えて学習していく必要があるのです。
そもそも広告の出し方すら分かっていない状態なのに、ターゲティングやどんな人物に対して出したほうがいいのか?という話をしても、根本的なところが分かっていないと同じ時間を使ったとしても理解度は半分以下になってしまいますよね。
そうならないためにも、自分がネット広告に対してどの程度の知識があるのか把握する必要があります。
ネット広告に関して全くの初心者の場合
では、まずはネット広告に関して何も分からないという場合です。
何の知識もないとそもそも何から学べば良いのか分かりませんよね。
そんなネット広告初心者にどのような順番で学んでいけば良いのかお話していきます。
ネット広告がどんなものなのか知る
インターネットで検索した際の結果の一覧画面に「広告」と書かれたWebサイトを見たことはないでしょうか。それこそがネット広告であり、様々な種類があるネット広告の一部分です。
つまり、インターネットを利用しているのであれば、必ず一度は目にしたことがあるものであり、ネット広告は日常的に見ている事が多いです。
そこで、まずはネット広告自体がどのようなものなのかを知っていきましょう。
ネット広告の全体像を把握する
ネット広告がどのようなものかを学んだ後は、ネット広告の全体を俯瞰して見られるようになるために学んでいきましょう。根本的な基礎部分から、出稿し改善するところまで様々な手順があります。
その一部分だけを知っていたとしても、全体を俯瞰してマネジメントできなければ所々でミスをしてしまったり、リカバリーを行うまでに時間がかかったりと数々の問題が起こりえます。
だからこそ全体像を把握し、俯瞰して見ることができれば細やかな部分までフォローできるようになるため、必ず把握しておきましょう。
関連記事:ネット広告の出し方は?出す為に必要なモノと手順・出稿後の重要視するべき3つのポイント付きで解説!
ネット広告で使われる用語を抑える
ネット広告を学ぶ上で用語を抑えておくことは必要不可欠です。
実際に運用する際にもそうですが、専門用語が飛び交うので理解していないと恥ずかしい思いをしたり、話についていけずに置いてけぼりになってしまう恐れがあります。
では、どうやってネット広告の用語を学ぶのかことですが、正直な話ネット広告の用語については本ではなく、ネットで調べて覚えていくほうが得であるように感じます。
実際の運用方法などのノウハウ系はどうしても信ぴょう性が薄くなりますが、用語に関しては運用し始めても説明もあり、ネットで調べた際にも様々なサイトでほぼ同様のことが記載されているからです。
もし分からなくても用語であれば、適宜調べながらやっていけば良いので、わざわざ本で学ぶ必要はないかもしれません。
関連記事:ネット広告の用語は全部覚える必要はない!押さえておくべきネット用語を全て紹介!
ネット広告の仕組みを知る
全体像や用語を学んだ後は、ネット広告がどのような仕組みで動いているのか仕組みを理解していきましょう。実際に運用していく内に覚えていくものでもありますが、ある程度は運用する前に仕組みを把握しておく事が重要です。
仕組みを理解しておくことで、出稿するためにどんな設定をしなければならないのか、どんな準備をする必要があるのか分かるので、スムーズに広告を出すことができるようになります。
関連記事:ネット広告の仕組みはどうなってるの?表示される仕組みや収入の仕組みは?
ネット広告の用語や全体像がわかっている場合
次にネット広告についてある程度知識がある場合についてです。
用語や全体像が分かっていれば、必要に応じて運用方法を学んでいけば実践に移ることができます。
それではどのように運用方法を学んでいけば良いのかお話ししていきます。
ネット広告の運用方法を学ぶ
ネット広告の仕組みや用語の基礎知識が身についているのであれば、ネット広告の実際の運用方法について学んでいきましょう。
一口にネット広告と言っても、有名なものであればリスティング広告やFacebook広告を始めとしたSNS広告、さらには動画広告など数多くの種類が存在しています。
このようにネット広告を運用する場合には、自分に合った広告を選択する必要があり、例えば先程挙げたリスティング広告、SNS広告、動画広告の3つの特徴を簡単に説明すると
メリット | デメリット | |
リスティング広告 | クリック率の高さ。平均クリック率が20%近くあり、クリックさせて商品に誘導したい場合には最も効果的な広告。 | クリック課金方式。キーワードに対して1クリック当たりのクリック単価をいくら支払えるのかを入札という形で決めていく。キーワードによってはコストが高くなりがちになる。 |
SNS広告 | FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNSの中からユーザー数、利用ユーザー層に応じて広告を出稿するSNSを選定することができる。 | 基本的にタイムライン上に表示されるため、魅力的な広告内容でなければユーザーに見られない場合が多い。 |
動画広告 | 静止画に比べて多くの情報を与えることができるので、視聴者のイメージに残りやすく簡潔に伝えやすい。 | 動画制作の知識が必要であり、クオリティが低いと悪い印象を持たれやすくなる。 |
このように一部の広告を簡潔に説明しただけでもこれだけあり、深堀りしていくとさらに細かな調整が必要となります。
そのため、まずはどんな広告の種類があるか確認し、そこから自分が出したい広告の運用方法を学んでいくと良いでしょう。
関連記事:ネット広告の種類(特徴・費用等)まとめ!今後注目される新しいネット広告とは?
実際にネット広告を運用してみる
ある程度の基礎知識や運用方法について学べたのであれば、実際に運用していくことがおすすめです。
知識を持っていたとしても使っていかないとせっかく学んだことを忘れてしまったり、運用していみるとそもそも学んでいたことが間違えていたということもありえます。
オンラインスクールの項目でもお話したように、ネット広告自体は数百円と低コストで始められるので、とりあえず運用してみよう!という考え方でも問題ありません。
ネット広告を使っていきたいのであれば、最終的には実際に運用することが一番大切ですので、恐れずに挑戦していきましょう。
関連記事:ネット広告の運用は必ず指標を確認せよ!理解しておくべき指標と対応策を徹底紹介!
それぞれのレベルに合わせた学習をすることが重要
まだ何も分かっていない初心者レベルであれば、まずはネット広告自体のことを知ったり、よく使われる用語を抑えていくことで着実にレベルアップしていくことができます。
そこで基礎知識を学んでから、実際の運用へ移行するようにしましょう。ネット広告は流行り廃りが早く、どんどん新しい情報が出てきますが、基礎の部分を理解していれば新たな手法でも使用していけるでしょう。
【状況別】ネット広告を学ぶ際におすすめの本8選
これまでにネット広告の学び方や学ぶ順序についてお話してきました。
ここではネット広告を学びたい人のレベルやどんなことを学びたいかによってジャンル分けしました。
今回紹介するのは
- ネット広告とはどんなものなのか
- ネット広告でよく使用する用語
- 実際の運用方法について
この3つのジャンルに分けて本をご紹介していきますので、自分のレベル、学びたいものに合わせて参考にしていただけると幸いです。
ネット広告の基礎が学べる本
まずはネット広告自体が分からなかったり、どうやって勉強していけば良いのか分からない人に向けた本になります。
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!
出典:Amazon
様々なジャンルで出版されているマンガでわかるシリーズの1冊。ネット広告よりもさらに広い視点のWebマーケティング全体を学ぶことができます。こういったマーケティング系の本であれば、担当者の個別視点が多く、全体像を掴むことが難しいということがあります。
しかし、この本では様々な大手企業の実例を使用し、主人公のマネジメント視点で描かれているのでデジタルマーケティングの全体像を把握しやすいのが特徴です。
この本でまずはWebマーケティングの全体像を学び、そこから個別に自分の学びたい専門書に移行していくとスムーズに学んでいけるでしょう。
広告で一番大切なこと
出典:Amazon
世の中には消費者のことを考えていない自分本位の質の悪い広告が数多くあり、結果として消費者の広告へのイメージが悪く持たれてしまう事が少なくありません。
広告の本質は「適切なターゲットに、適切なタイミングで、適切な広告を出す」ことであり、この考え方が守れていれば一切興味を持っていない消費者に対して乱雑に広告を発信しないため、効果も高くなっていきます。
この著者1世紀も前の人ですが、この本に書かれている広告の本質は現在でも通用する考え方であり、「多くの人が知っている当たり前のことを当たり前にやる」ということを学べ、本質を見失ったので際にもう一度読めば、その本質を再認識させてくれる本です。
スピードマスター 1時間でわかる ネット広告 超入門
出典:Amazon
実際にネット広告を使ってみたいという人におすすめ。本の題名通り、1時間でネット広告の全体像を掴むことができる本になっています。
ネット広告の基礎から運用サイクルまでざっくりと学ぶことができるため、この本である程度の情報を得て、そこから細かな情報を得ていくと良いでしょう。
ネット広告の用語が学べる本
ここではネット広告を実際に行う際に必要となる用語を学べる本をご紹介します。
ネット広告がわかる基本キーワード70
出典:Amazon
ネット広告で必ず使われる「CPC」「DSP」「RTB」などの略語から、「ネイティブ広告」「ビューアビリティ」といった初心者がつまずきやすい様々なWeb広告用語を知ることができます。さらに、用語だけでなく広告の役割やルールなどの広告の基本も学んでいけるので、辞書代わりにもなる手元に一冊あると便利な初心者向けの本です。
ネット広告の運用方法が学べる本
実際にネット広告を運用するのであれば、どのような広告を出していくのか決める必要があります。ですので、ここでは自分がどのような広告を出せば良いのか学ぶことができる本をご紹介します。
予算が見える・効果が上がる ネット広告徹底活用ガイド
出典:Amazon
ネット広告と言ってもリスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告、メール広告など様々な種類の広告があります。
それぞれの広告には明確なメリットがあり、かかるコストも様々。そういったメリットやコストだけでなく、運用の難易度を直感的に理解できるようになっているため、実際にネット広告を出す際に使える知識が手に入る本になっています。
基礎から学ぶWeb広告の成功法則 ~Web広告を成功に導く考え方から、明日使える運用テクニックまで~
出典:Amazon
基礎の基礎から学べるだけでなく、広告を実際に運用する際の注意点や実際の運用方法まで網羅されています。実際に広告を動かしながら学んでいけるので、実践をしながらノウハウを得たいという人にピッタリの本です。
ネット広告ハンドブック
出典:Amazon
ネット広告の仕組みを学ぶのであれば持っておきたい一冊。ネット広告の仕組みから種類、活用方法など、幅広い知識を得ることができるようになっています。
注意点として、ネット広告に関する専門用語が多く使われているので、ある程度用語を抑えてから学ぶと良いでしょう。
ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
出典:Amazon
Google広告(旧:Google AdWords)やリスティング広告、Facebook広告の実際に運用する上で活躍するテクニックを学べる一冊。
実際に運用してみると、改善の方法やどのようにその広告を評価すれば良いのか分からないといったことがあるのかもしれませんが、こちらの本にはその評価や改善方法まで解説されているので、すぐに取り入れることができます。
実際に運用する際に持っておくと便利な一冊です。
最大限の広告効果を得たいのであれば代理店に依頼するのもあり
ここまでに自身で学び、ネット広告を出稿することにフォーカスを当てていましたが、実際に広告を運用してみると分かるのですが、ネット広告運用は大変なことが多いです。
実際に広告を出すのであれば、集客を行いたいといった何かしらの思惑があり、最終的には効果のある広告を出していきたいのではないでしょうか。
しかし、時間を使って学んで広告を出したとしても効果を得られなければ意味がないため、そういった際に始めから代理店に依頼するという手段もあります。
代理店を利用することで自分のリソースを使わずに効果的な広告運用ができる
代理店を利用する最大の利点として、自分のリソースを使うことなく最大限の効果を得られます。
ここまでにネット広告について様々なことをお話してきましたが、実際にネット広告を出稿するだけであれば、広告クリエイティブ(画像、文章、動画など)を作り、どの広告で出すかを決め、広告を出す会社が選べれば広告の出稿自体は簡単に行なえます。
もちろん、最初のうちはそこまでいくだけでも大変な場合が多いでしょうが、慣れてくるとそこまでではありません。
ただし、これは純粋に広告を出稿する場合の話であり、実際に効果的な運用ができるわけではありません。
ノウハウがないのですから当たり前ではありますが、そこから効果を得られる広告の運用ができるようになるためにはトライ&エラーを繰り返す必要がありますし、成功に至るまでにどうしても時間がかかってしまうものです。
このような問題を広告代理店を利用することで解決することができます。もちろん費用はかかりますが、代理店が広告クリエイティブの作成から運用まで一括して行うため、自身の時間が取られることなく効果的に集客を行うことができます。
代理店から最新情報を得やすくなる
ネット広告の流行り廃りは早く、少し前までは効果的だった手法が使えなくなる場合も少なくありません。
広告の流行り廃りを知るためにリサーチは必須事項。しかし、業界の情報を個人で得ようとすると難しいものがあります。
代理店であれば最新情報から競業他社まで常にリサーチを行っているので、ネット広告の情報を得られるのもメリットとなりえるでしょう。
自分でもある程度の知識は持っておく必要がある
ここまでに代理店のメリットをお話してきましたが、代理店に依頼するのであれば自分自身もある程度のネット広告の知識を抑えておく必要があります。
依頼すると言っても代理店に丸投げできるわけではなく、代理店とミーティングを行い自分が出稿したい広告を作って貰う必要があるからです。
そこで全く知識がないと話がスムーズに進まないだけでなく、運用している広告が本当に効果を発揮しているのかも確認することができません。
安くはない費用をかけているのですから、運用してる広告が効果を発揮しているのか確認できるように最低限の知識は付けておきましょう。
自分にあった代理店を選ぶ必要がある
一口に代理店と言っても、現在では国内だけでも5,000社以上あるため、適当に選んでしまうと無駄な費用がかかっただけで終わる可能性があります。
そうならないためにも自分が出したい広告の種類の実績があるのか、費用対効果が高いのか、アフターフォローがきちんとしているのかなど、細かく確認して選びましょう。
関連記事:ネット広告は広告代理店に依頼すべき?【広告代理店へ依頼の方法からよくある失敗まで解説】
学ぶことも重要だが実践することも必要
ネット広告の学び方から、どんな手段で学べば良いのか解説してきましたがいかがだったでしょうか?
昨今では大抵の情報はWebサイトで学ぶことができますが、その反面で情報の信ぴょう性が担保されているわけではありません。
そういった際に、情報の信ぴょう性が担保されているのが本です。
ネット広告の初心者であればあるほど、まずは書籍から情報を学び、知識を得てからWebサイトで学んでいくようにするようにしましょう。
とはいえ、用語などであればどこのWebサイトを見てもほぼ同じ内容のため、基礎知識を本で得つつ、用語はWebサイトで調べながら知識を増やしていくことをおすすめします。
学ぶだけでなくノウハウを得るのであれば実践することが一番の近道なので、折を見て必ず実践することを心がけることが大切です。