今回はbaserCMSで作るサイトのエラーページ作成(「ページが見当たりません」)についてご紹介します。
弊社では必要に応じて、お客様に「エラーページの作成」をご提案しています。 予算にも左右されますので毎回ではないのですが、可能な限りユーザーに気を遣いたいというお客様にオススメしています。
今回はbaserCMSで作るサイトのエラーページ作成(「ページが見当たりません」)についてご紹介します。
弊社では必要に応じて、お客様に「エラーページの作成」をご提案しています。 予算にも左右されますので毎回ではないのですが、可能な限りユーザーに気を遣いたいというお客様にオススメしています。
以下のサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
動作環境: baserCMS 3.0.6.1
今回の記事で想定しているエラーページとは、「ページが見当たらない」等の400番台エラーです。 このエラーページをカスタマイズすることで、目的のページを発見できなかったユーザーに対し丁寧な案内を行えるようになるように思います。 例えばホームページ時内のURLアドレスを取引先やお客様に間違って伝えてしまった場合など、 「ページが見当たりません」という一文だけが表示されるのは決して丁寧と言えません (もしも取り扱っている商品が「高単価・高付加価値」のモノであるような時なら尚更です)。
弊社でも頻繁に採用している「企業サイトにちょうどいい」baserCMSなら、エラーページのカスタマイズも簡単です。 baserCMSの基盤となっている世界的なPHPフレームワーク「CakePHP」の作法に従って、 以下の手順でカスタムエラーページを作成・設置する事ができます(なお500番台のエラーも、同様の手順でカスタムできると思います)。
ちなみに404ページを集めたサイトもあるようです。面白いものも多いので、 興味をお持ちのかたは是非ご覧ください(例:404 design)。
まずはエラー用のテンプレートファイルを入れるフォルダを用意します。 今回はお使いのテーマ内に用意したいと思いますので、以下の場所に「Errors」という名前で設置してください。
/app/webroot/themed/(お使いのテーマ)/Errors/
では次に、この「Errors」フォルダの中にエラーページ用のテンプレートを設置していきます。
テンプレートファイルは「error400.php」という名前で作成します。本来、CakePHPの作法だと拡張子は「.ctp」になりますが、 baserCMSの補正がかかっていますので「.php」で構いません。
ここで用意したエラー用のテンプレートファイルは、通常の固定ページと同じく「レイアウトテンプレート」が適用されます (ここでは触れませんが、別のエラー用レイアウトを用意することも出来ます)。 ヘッダー部分やフッター部分などをレイアウトテンプレート内で記述してある場合は、表示が重複してしまいますので記述する必要はありません。
カスタムエラーページを確認するのは簡単です。ブラウザのURL欄に存在しないページURLを入力してみてください。 エラーページが表示されたら、問題なく動いています。
いかがでしたでしょうか? エラーページなど普段はあまり見たくないものですが、 いざ必要になった時、作りこまれたページが表示されたなら、 ユーザーに丁寧な印象を与え、好感度もあがるのではないでしょうか? ぜひ一度お試しください。この記事が皆さまの参考になれば幸いです。