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ざっくり掴む!ネット広告の種類。|島根で始める、ネット広告(2)

前回はネット広告の価格や費用についてご紹介しました。今回は島根県内の事例を踏まえながら、ネット広告の種類や特徴についてご紹介していきます。

ざっくり掴んだ方がよく分かる。ネット広告の種類。

ネット広告も広告の一種ですので、あまり難しく考える必要はありません。「どこに・どのタイミングで・どんな広告を出すか」の組み合わせだと考えれば、少し気楽に考えられるでしょうか。

検索結果に出る広告

「リスティング広告」「検索連動型広告」と言われるものです。GoogleやYahoo!で検索したときに、ページ上部に広告が出てきたのを見たことがないでしょうか? 広告と分かるように「広告」と出ていますので気がついた人も多いと思います。

この広告は、あらかじめ「どんなキーワードで広告を出したいか」を設定しておくことで表示されます。

例えば、買取を強化したい古本屋さんを想像してください。

「古本 買取」というキーワードで検索された際に広告を表示することも出来ますし、お客さんが本を売りたくなる時はどんな場面かを想定して、「引っ越し 業者」などのキーワードを設定することもできます。

つまり「引っ越しを考えている人」に向けて「本の整理でお困りではありませんか?」「どうせ不要なら捨てるより売ってください」というような広告を表示することができるというわけです。

「いますぐ客」にぴったり

具体的なキーワードに対して広告を出すことから、いわゆる「いますぐ客」(今まさに求めている人)にリーチできる広告になります。ただし、キーワードを入力してくれないと広告を出せないことから、サービス名の知名度を上げるなどといったブランディングには不向きです。

バナー(画像)を表示させる広告

バナー(画像)を表示させる広告というのがあります。Yahoo!のトップページに出てくる画像広告が有名です(ちなみに、この場所への広告出稿は誰もが出せるわけではありません・・・)。

他にも、誰かのブログを読んでいる時に記事の横や途中にバナー広告が表示されたり、スマホのアプリを開いているときも画像広告が出てくることがあります。

バナー広告は「画像を表示させる広告」という風に覚えてしまって構いません。あとは「どこに表示したいか」で広告の出稿先が変わります

バナー広告の出稿先

出稿先で一番分かりやすいのはSNSです。Facebookに表示させたければFacebookの広告を契約します。Instagramに出したければinstagramの広告を契約します。(それぞれの詳細は後述)

意外と分かりにくいのが、GoogleとYahoo!が提供するバナー広告のサービスです。Googleは「GDN(Googleディスプレイネットワーク)」、Yahooは「YDN(Yahooディスプレイアドネットワーク)」という名前で提供されています。

GDNはGoogleの検索結果に画像表示するわけではなく、Googleと契約しているサイトやアプリ上に表示されます。YDNも同様にYahoo!と契約しているサイトに表示されるほか、Yahoo!のニュースコンテンツなどにも表示されます。

ユーザーが住んでいる地域や興味関心によって、広告の表示を設定できますが、基本的には「ばらまき型」の広告に近く、GDNの場合だと課金方式もクリック数ではなく、表示回数を算出基準としたものを選択できます。

SNSへの出稿は、より細かいターゲティングが可能

YDNやGDNが「ばらまき型」に近いという反面で、SNSに出稿する場合は詳細なターゲティングができるため、同じバナー広告でも少し趣を異にします。

例えばFacebookの場合、ユーザーが自分の仕事や肩書を登録している場合が多く、肩書に「代表」とか「取締役」が入っているユーザーにのみ広告を表示するなどが可能です。

また、Twitterの場合ではこれまでにユーザーが投稿した(つぶやいた)内容から趣味や嗜好を判断し、広告を掲出することが可能になります。

同じようにバナー画像を表示させる広告でも、それぞれに違いがあるのがわかります。結局「どの媒体を使うのが良いか」は、広告主のビジネスが誰をターゲットにしているか、によって判断すべきということです。

まとめ

今回はリスティング広告と、バナー広告について説明しました。次回はSNSの広告種類について、詳しく見ていきたいと思います。

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