今さら聞けない、島根で作るホームページ(1.目的編)
様々な企業のホームページ。「自社のホームページも毎日見ているけれど、結局ホームページって何が大切なんだっけ?」ということ、ありませんか?
島根県全域で案件のご相談をいただいている当社が、地元の事情も交えつつ今さら聞けないホームページのことを、「1.目的編」としてまとめてみました。
そもそも意味ある? 貴社のホームページ
初回の打ち合わせに呼ばれたとき、意外と多いのが「制作の目的が曖昧」という状態です。
「とりあえず、ホームページというものが無いとダメらしい。」という所からスタートしたプロジェクトに多い印象で、初めてホームページを作る新規案件で発生しやすいように思います。
せっかく予算を割いて制作するホームページですから、できるだけ良いページを作りたいものですが、「何のために作るのか」「誰に情報を届けたいのか」が曖昧だと、上手に作ることが出来ません。
少し大げさに言えば「作っても意味がない」ものになってしまう可能性すらあります。・・・ではどうすれば良いのか。
そのような事態を回避するためには、自社が抱える課題とともにホームページの目的を考えるのが良さそうです。
自社の課題を整理する
多くの場合「何のためにホームページを作るのか」を考えることと、貴社が抱える課題について考えることとは、ほとんど“イコール”になるようです。
例えば島根県内でよく聞くのは・・・
- 求人に応募がなく困っている。
- 知名度の低い県外で営業するので信頼度を高めたい。
- 販路開拓の一貫としてECサイト(ネットショップ)を使ってみたい。
といったところです。特に求人難の話はよく聞きます。
もしも貴社でも同じ様に「求人に応募がなく困っている」という課題があるとすれば、ホームページ制作の目的の一つに「リクルートの強化」が挙がってくると思います。
そして、リクルートの強化という目的があるのであれば、ホームページのターゲットは「就活生(高校生 / 大学生)」ということになると思います。
と、このあたりまで見えてくれば、デザインの方向性(誰にどんな印象を与えたいか、どのような情報を魅せたいか、どのような機能が必要なのか)などが自ずとハッキリしてくるのではないでしょうか。
(ちなみに、目的によってはホームページではなく、チラシやパンフレットを作った方が良いということも・・・)
同業他社のホームページを見て想像してみる
自社ホームページの方向性が見えてきたら、同業他社のホームページを覗いてみるのも面白いと思います。外的な経営環境が似ている同業他社であれば、どこに力をいれてホームページを作っているのか、参考になることがあるからです。
このように自社のホームページのことを一生懸命に考えたあとだと、今まで何となく見ていた他社のホームページも、少し見え方が変わってくる気がしませんか?
自社に取り入れることができるもの、逆にいらないもの・・・。ブラッシュアップの参考になりますので、ぜひ同業他社のホームページを見てみてください。
(この場合は同じ島根県内の会社にこだわる必要はありません。全国的に幅広く見てみて下さい)
今回のまとめ
ホームページを作るときには、まず「ホームページの目的は何か」「だれに向けて情報を発信するのか」が見えてくることが重要です。また、そのためには自社が抱える課題と共に考えると効果的です。
皆さんの会社でも、ホームページを作る目的をぜひ一度考えてみてください。各部署のスタッフから横断的に意見をもらうことで、会社全体での課題共有になるという声もあるようですよ。