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あなたの会社もYouTuber !?|島根から動画広告を発信しよう(1)

最近、島根県内のお客様から立て続けに「会社でYouTubeチャンネル開設するのって意味ある?」と聞かれることがありました。答えはもちろんYESです(もちろん、“ちゃんとやれば”という条件付きですが・・・)。

今回は島根県内でも注目度が上昇している(?)、企業が行うYouTube動画についてご紹介していきます。

勢いだけでやらないこと。

「面白そうだからやってみよう」「流行ってるからやってみよう」という気持ちは分かりますし、いつまで経ってもやらないより、パッと素早く取り組んだ方が良い結果を生む事もわかります。

ただ、一度ネット上に公開した情報を完全に消し去るのは難しく、ましてYouTubeの動画ともなれば、会社のスタッフ様が顔を出すこともありうると思います。

とりあえず勢いでやってみるというのも時として重要ですが、拡散しやすくプラスもマイナスも広がりやすいWebツールの利用については、継続的に続けていくためにも、一旦、作戦を練ってから始めた方が間違いありません

チャンネルのコンセプトを定める

はじめにチャンネルのコンセプトを設定します。「誰にどんな情報を届けるのか」を明確にします。ここで作るコンセプトは、動画制作の「基準」になります。

一定の「基準」に沿って動画制作をすることで、その内容に興味をもつユーザー(貴社の見込み客)を獲得できますし、「基準」をはずれた悪ノリをして、いわゆる“炎上する”という事態も抑制することが出来ます。

さて、誰に向けて配信するかは貴社事業の顧客ターゲット層と同じように考えればOKですが、配信する内容について少し悩んでしまう方が多いのではないでしょうか?

どんな情報を配信するか、はユーザーメリットで考える

YouTubeの動画は「数ある動画の中から、ユーザーが探しだして見てくれるもの」です。TVCMなどのように一方的に発信すれば見てもらえる、というものではありません(YouTube広告の中にそうしたものもありますが、今回のYouTubeチャンネルとは別の話です)。

そのためユーザーの興味を引く内容、メリットのある内容を配信する必要があります。

ヒントは貴社の事業の中に・・・

「そういわれても、ユーザーの興味を引きそうな情報なんて自社にあるかな?」とお考えのみなさん、ご安心ください。必ずあります。貴社が商売を行っているのであれば、必ず何かネタになるものがあります

会社が何かの商売をするとき、必ずお客さんがいます。お客さんが貴社からサービスや商品を購入するのは、そこに何かしらの価値があるからです。そうした「価値」を生み出すことができる貴社には、一般のお客さんが知り得るよりも深くて広い知識や経験があるはずです。最初はそれをネタにします。

ニッチな情報こそ貴社の強み

TV番組を作るわけではないので、広く大衆ウケする必要はありませんニッチな情報で全く構わないのがネットの世界です。

ロングテール現象という言葉もありますが、ニッチな情報でもそれを求めている人がいるのがネットの世界。むしろ貴社の知識レベルや技術レベルをPRするならば、ニッチなくらいが丁度良いのです。

例えば、貴社がハンコ屋さんだったとすると、材質、大きさ、印相(フォント)、形など様々な知識を持っておられると思います。そこに「松江だったらこの商品が人気」「島根の法人印だったらコレが多い」などの経験をかけ合わせると、とてもニッチですが有益な情報になると思います。

ニッチな情報であるからこそ、それが知りたい人にとっては大変に有益なのではないでしょうか。
その結果、この人達にとっては「求めていたニッチな情報を提供できる=求めていたプロフェッショナル」という形で受け止められるのは言うまでもありません。

まとめ

今回は企業でYouTubeを始める際の第一歩について、簡単にご説明しました。次回はさらに内容を掘り下げてみていきたいと思います。

まずは、お気軽にお問い合わせください